第153回定期 東京文化会館小ホール
2024年10月23日(水)19:00
時を超えて解き放たれる ヴィヴィッドな祭典
韓国ソウルアートセンター招聘公演記念プログラム
J.S.バッハ
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調
Vn 玉井菜採 Ob 青山聖樹
CPEバッハ
トリオ・ソナタ ニ長調 Wq151
Fl 村上成美 Vn 吉村知子 Vc 河野文昭 Cemb 大村千秋
モーツァルト
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏 変ロ長調 KV424
Vn 小川響子 Va 大野かおる
M.ハイドン
四重奏曲 ハ長調 P115
EH 青山聖樹 Vn 小川響子 Vc 河野文昭 Cb 渡邉玲雄
シューベルト
弦楽三重奏 第1番 変ロ長調 D471
Vn 玉井菜採 Va 大野かおる Vc 河野文昭
J.S.バッハ
フルートとオーボエとヴァイオリンの為の三重協奏曲 二長調 BWV1064
Vn玉井菜採 Fl 村上成美 Ob 青山聖樹
チケット S5000 A4500 B4000 学生(A,Bの席のみ)3500
TEL予約 045-595-0223

当日券は18:00より販売致します(残席余裕あり)

ヴァイオリン 玉井菜採
桐朋学園大学在学中に、プラハの春国際コンクールに優勝。卒業後、スヴェーリンク音楽院、ミュンヘン音楽大学にて研鑽 を積む。この間、J.S. バッハ国際コンクール最高位をはじめ、エリザベート王妃国際コンクール、シベリウス国際コンクールなど、数々のコンクールに入賞している。平成14年度文化庁芸術祭新人賞、平成20年度京都府文化賞奨励賞など受賞。国内外で、活発な演奏活動を展開している。紀尾井ホール室内管弦楽団コンサートマスター、東京クライスアンサンブルのメンバー。東京藝術大学教授。使用楽器は藝大所蔵の Stradivarius“Ex-Park”(1717)。

ヴァイオリン 吉村知子
東京藝術大学附属音楽高等学校在学中の1990年に第59回日本音楽コンクール入選。1991年、第10回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール第6位。東京藝術大学在学中、安宅賞受賞。1995年、第29回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第1位。スイス・ロマンド管弦楽団(アーミン・ジョルダン指揮)と共演。愛知県豊田市より文化関係功労賞、豊田文化奨励賞を授与される。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師、元新日本フィルハーモニー交響楽団2ndヴァイオリン首席。

ヴァイオリン 小川響子
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程を首席で修了。ベルリン・フィルハーモニー・カラヤンアカデミーを修了。第10 回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞、リヨン国際室内楽コンクール第3位。葵トリオとして2018年ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝、第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22 回ホテルオー クラ音楽賞受賞。ソリストとして東京交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京都交響楽団、札幌交響楽団等と協演。2024年より名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。

ヴィオラ 大野かおる
東京藝術大学大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞併せて2つの特別賞を受賞。ソロと室内楽を中心に国内外で活躍。アンサンブル of トウキョウでは創立以来メンバーとして活躍。著名なアーティストとの共演は数え切れず常に高い信頼を得ている。現在は カルテット・プラチナムのメンバーとしても活躍。東京藝術大学、東京音楽大学ほかで後進の指導も行う。

チェロ 河野文昭
京都市立芸術大学卒業。ロスアンジェルス及びウィーン国立音楽大学にて研鑽。黒沼俊夫、G・ライトー、A・ナヴァラの各氏に師事。1984 年帰国後は独奏者として、またアンサンブル of トウキョウ、AOI( 静岡音楽館 ) レジデンス・クヮルテットなどのメンバーとして、室内楽の分野でも、国内外に幅広く精力的な演奏活動を行ってきた。1981年、第50回日本音楽コンクールチェロ部門第1位。2017年京都市文化功労者。東京藝術大学名誉教授。

コントラバス 渡邉玲雄
東京藝術大学卒業、同大学院修了。ヴュルツブルク音楽大学マイスタークラス修了。バイエルン国立歌劇場オーケストラアカデミー、新日本フィル首席を経て、2018年より愛知県立芸術大学准教授。セイジオザワ松本フェスティバル、PMF、小澤征爾音楽塾、宮崎、赤穂、姫路、ラフォルジュルネ東京、新潟など様々な国際音楽祭に出演。コントラバスソロの分野では、新日本フィル、藝大フィルと協奏曲を共演。NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-FM「名曲リサイタル」など様々なメディアに出演。

チェンバロ 大村千秋
東京藝術大学大学院古楽科チェンバロ専攻修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。2009年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオランダに留学、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびフォルテピアノ科にて学ぶ。第21回古楽コンクール山梨において最高位受賞。帰国後はソリストまた通奏低音奏者として活動の幅を広げるとともに後進の指導にも力を注いでいる。東京音楽大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

フルート 村上成美
東京藝術大学、同大学院を修了。同大学管楽器科の助手を務め、独奏者、室内楽奏者として活動をはじめる。第3回日本管打楽器コンクール入選。国内のみならずアメリカ、スウェーデン、ドイツでの演奏や、スイス VDE・Gallo 社よりCDを発売。また画家コロー、モネ、ワイエス、ゴッホの作品世界をイメージしたアルバムをリリースする等、美術との融合による新たな音楽活動を実践している。吉田雅夫、金昌国、H・P・シュミッツの各氏に師事。

オーボエ独奏 青山聖樹
幼少よりドイツで育ち、名手インゴ・ゴリツキー氏のもとでオーボエを始める。東京芸術大学附属音楽高校、同大学を経てシュトウットガルト音楽大学を卒業。ボン・ベートーヴェン・ハレ管弦楽団の首席代行、フィルハーモニア・フンガリカ、新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者、NHK交響楽団首席オーボエ奏者を歴任後、2023年より韓国チェンバーオーケストラ首席奏者に就任。また武蔵野音楽大学にて後進の指導にあたっている。ソリストとして KBS交響楽団、韓国交響楽団、北京交響楽団、ソフィア・フィル、フィルハーモニア・フンガリカ等と協演。EMI、Octavia、TelDec、Credia 、Genuin MeisterMusic等より15枚以上のCDをリリース。